第7回地方セミナー開催報告

 平成26年10月18日(土)、福島市にあります福島テルサにて、日本周産期精神保健研究会/第7回地方セミナーを開催いたしました。

 福島県では、これまで周産期分野におけるこころのケアを取り上げた会合は皆無に近く、県内の関係者がどれだけ興味を持ってくれるかが心配でしたが、予想を超える51名の方が来場して下さいました。また、県外からは大阪、名古屋、東京、岩手など、遠方より13名の方々にお出でいただき、大変感謝いたしております。

 今回のテーマは『ふくしまの親子とのふれあいを通じて』で、プログラムは下段の通りです。側島会長にご挨拶いただいた後、『それぞれの立場からの母子支援活動』と題して、助産師、臨床心理士、保健師、看護師、そして行政担当者など、東日本大震災後の親子やその家族に対して支援活動を展開している各方面の方々に、活動内容や実情などを発表していただきました。その後のディスカッションでは、今後の支援のあるべき姿などについて、活発な意見交換がなされました。

 後半は、橋本洋子先生のご講演『親子に寄り添うこころとは』を拝聴しました。橋本先生には以前より福島県のNICU親の会‘Nくらぶ’に対して暖かいご支援をいただいており、会場にはNくらぶ会員の方々がお見えになっていました。

 今回の地方セミナーの内容は、周産期分野の枠を少し外れてしまいましたが、震災後の親子とのふれあいを通じて育児支援の原点を見つめ直すことができたような気がします。また、継続することの大切さ、各職種によるネットワーク構築の重要性などを学ぶことができました。本セミナーでご発表いただいた6名のシンポジストの方々、ご講演いただいた橋本洋子先生、そしてご参加くださいました皆さま方に、改めまして御礼申し上げます。     《国立病院機構福島病院 氏家二郎》

側島久典会長 ご挨拶
側島久典会長 ご挨拶
母子支援活動の報告
母子支援活動の報告

活動報告後のディスカッション
活動報告後のディスカッション
活動報告後のディスカッション
活動報告後のディスカッション

活動報告後のディスカッション
活動報告後のディスカッション
橋本洋子先生 ご講演
橋本洋子先生 ご講演

第7回地方セミナー in ふくしま

第7回地方セミナー in ふくしま のご案内  このセミナーは終了しました

 

テーマ:ふくしまの親子とのふれあいを通じて

日 時:平成26年10月18日(土)13:00~16:00

会 場:福島テルサ 3階 あぶくま

     〒960-8101 福島市上町4番25号  Tel 024-521-1500

     (会場案内図は下記のファイルをダウンロードください。)

参加費:1,000円

     参加の事前申し込みは不要です。当日、受付にて申込みの上ご参加ください。



周産期精神保健 地方セミナーふくしま.pdf
PDFファイル 437.9 KB
福島テルサ案内図.pdf
PDFファイル 1.9 MB
ふくしまプログラム.pdf
PDFファイル 78.8 KB